12月20のこと。
「ricca」のライブへ。おしゃれな南青山の道を抜け、月が浮かんだライブハウス。はじめてCDジャケットの出来上がりを見て「あぁよかったよかった」と胸を撫で下ろし、風邪っぴきの私は陰でこそこそと音楽を楽しみました。
「ricca」のライブは少しの毒っ気と底からわき上がるような野生的なエネルギーを感じた。楽しかったし、みんな楽しそうだった。音楽の起源とかそんなことを思う。生っていいよね。生きてるっていいよね。うきょうきょうきょきょ、これでいいのだ!とまたわかりにくい自己完結的なことを考える。私もバンド結成しようかと帰り道にふと思いついたのだけど、それはただの思いつきだったらしく、最寄りの駅に着く頃には忘れていた。この日私は画家さんと呼ばれた。正直どうしていいかわからなかった。しかし楽しい夜だった。